Yes『こわれもの/Fragile』(1971)
1968年、ロンドンで結成。
ロックというのは普通『NO』というアティテュードから生まれたジャンルであるが、逆にそこをバンド名として『YES』と逆手に取ったのもセンスのうちだと思う。
ビンセント・ギャロ監督、主演の映画『バッファロー66』って映画があるんだけど(お薦め!)、9曲目の名曲『Heart Of Sunrise』がラストクライマックスで使われてる。
てかこの曲使うのズルイです。どんな場面でもスリリングになるじゃないか?ってぐらいの曲!名曲!ってか傑作。
1曲目『ラウンドアバウト』はスティーブ・ハウの美しいアコギから始まる。リフのギターのハーモニクスとベースの躍動感あるリフがかっこいい。変拍子を使ったキメフレーズが印象的で知的だ。
4曲目『南の空/South Side Of The Sky』とても幻想的でボーカルのジョン・アンダーソンの声とコーラスがハマる曲だ。途中のピアノもとても叙情的でとにかく雰囲気がある。
5曲目『無益の5%』 この小インスト曲はクリムゾンあたりがやりそうな変態曲。
6曲目『遥かなる想い出』計算されたリフフレーズが印象的だ。
8曲目『Mood For A Day』スティーブ・ハウのスパニッシュギターのインスト曲。スペイン風だかイエスらしい曲。
どこか趣きあるが切なくもあり、そして美しい。メロディが長けているからだろう。スティーブのギターの巧さとセンスがとにかく光る名曲。
9曲目の『燃える朝やけ/Heart Of Sunrise』
この曲があるからプログレ名盤なのだろうというぐらいの名曲だ。
この緊張感とスリリングさ、そして格好良さはすごい。『やっぱプログレは70年代か....。』とも思ってしまうほど。
大作だがサビも叙情的で素晴らしいの一言。
個人評価/94点


